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2008年12月23日 (火)

東京砂漠ではゾンビも2度死ぬ

私のblogもこの記事で365本目のエントリーになり、日記の体裁がやっと整ったという感じがします。今年は3ヶ月以上、書かなかった期間がありました。不動産関連記事(日記)を毎日書くのはなかなかしんどいのであります。不動産市況は景気の遅行指標のはずなのですが、これだけ一致指標化してしまうと、サドンデスという事態も起こってしまいます。三菱地所のように、丸の内という安定収益源がある不動産会社は別として、そうでない不動産会社にとっては、「売れない・借りられない」という厳しい今日この頃です。記念すべき365本目のエントリーをこの記事にするかどうか少し躊躇しましたが、ダイア建設の倒産(12/19)をパスすることは出来ません。

この会社、一度、産業再生機構のお世話になっていて、業界では大京と並び、ゾンビ会社として名を馳せています。その営業力、というか根性はつとに有名でもありました。たぶんに或いはかなりアナログ的営業だったのかも知れません。オリックス不動産もヤフーと提携する時代ですから。負債総額 300 億円という金額も少し痛々しいです。以前の記事でも書きましたが、不動産業は参入障壁が低いので、か弱い中小マンションデベが跋扈している中では、ゾンビも生き返ることが出来ました。しかし、蘇生したらしたで、暫くは良かったのでしょうが、そこ等辺の小規模マンションデベと比較して、昨今の不況下では大きなリスクの塊になってしまいました。大京も同じ道を辿っているような気もします。この頃、不動産業界は、ほとほと馬鹿な人間の集まりなのかと思います。何度も何度も何度も同じことを繰り返しています。レッドゾーンになる前にブレーキを踏み、車から降りることを何故しないのでしょうか。このことはマンション分譲に限りません。レバレッジを効かせたオフィスや賃貸マンション供給でも、不用不急のリゾートでも同じです。ヒット&アウェイで行かないと大怪我(倒産)します。どうも不動産業界の体質は体育会系のようです。自ら、不動産の証券化は金融工学を駆使している、などと言う輩(馬鹿)が居ます。証券アナリストだとかファイナンシャルプランナーだとかの資格を名刺に刷っている不動産会社の社員も増えました。しかし刷り物と実力には天と地ほどの差があるような気がします。小学校で習う植木算も分からぬ輩の戯言としか思えません。不動産業界にとっての東京は今、砂漠化しています。いくらアクセルを踏んでもタイヤは空回りで脱出出来ず、ファイナンスというガソリンも供給してもらえません。分譲マンションに関しては、一見、遠回りに見えるかも知れないけれど、三井不動産レジデンシャルが行っているWEB戦略、「三井の住まい」「みんなの住まい(みんすま)」「イエラボ」のようなことをして、最大限の顧客囲い込みをしながら蟻地獄のような所は用心して避けてやり過ごすことが今は賢明なのだと思います。因みに、三井不動産レジデンシャルの“芝浦アイランド”ではCMSMAPを起用しておりました。上手い戦略でした。内山田洋とクール・ファイブに罪は無いですけれど。今年の紅白歌合戦では、前川清が「東京砂漠」を歌うそうです。

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