麻生総理の政策はブレまくっている
麻生太郎首相は、道路特定財源のうち少なくとも1兆3,000億円を、使途を限定せず地方が自由に使える財源として委譲する方針を示した。追加経済対策では「地方に1兆円」と言っていたのに。また「地方が自由に使えるならなんでもいい」と地方交付税の形に限らないとも表明した。感心するくらいブレまくっている。日本はこの方に総理をやってもらっていて大丈夫なのだろうか。道路特定財源の使途より極めてシンプルな『生活支援定額給付金』も未だ迷走中だ。そもそもこの給付金は1回こっきりの解散総選挙対策だったのだから、本当は今からでも止めたほうがいい。「制度になっていない」と、与謝野経済財政担当相の発言に右往左往して、結局、所得制限を課すことを前提に、地方分権だなどと立たない理由を立て、地方に丸投げしてしまった迷走ぶりは呆れるしかない。作業する地方はそんな面倒臭く、コストと時間がかかる所得制限など、忙しい年度末に出来ないからやらない というのがもっぱらである。2兆円という金額、大金ではあるが広くあまねくばら撒くということになると景気浮揚効果を超希薄化することになる。即ち、やってもやらなくても効果は極めて超限定的になる。だからこの『生活支援定額給付金』という制度にも何もなっていない単なる自民党の選挙対策費用としてのバラマキは止めるのが筋だと思う。もうどうにも止まらないという訳でもないだろう。もはや選挙対策にならないほど評判も悪いのだから。麻生グループの病院にどれだけひどい医者がいるのか知らないが、麻生太郎氏は、地方の医師不足に絡み「医師は社会的常識が欠落した人が多い」と発言した。現在の医療現場の崩壊や医療制度の問題は監督官庁と政府の責任でもあることを考慮すれば普通、思っていても言わないのが社会的常識というものだろう。以前、ニュース番組の特集で、当直なども含め、社会常識を逸脱している36時間連続勤務に耐える救急病院の産科医師の現場を観た。確かに社会常識を逸脱している勤務時間だが、「生命の誕生に従事し、貢献することをモチベーションとすれば過酷な勤務にも耐えられる」と語った産科医には感心こそすれ、社会的常識が欠落した人とは思えなかった。医師など「先生」と呼ばれる人は、どうも自分は頭が良くて、常に正しくて、違う意見には耳を貸そうとしない輩は少なくないと私も経験則上感じるが、その代表格が麻生先生なのだろう。麻生首相は全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会でも、「普段からお子さんを預かっていると思うが、子供より親で苦労していると思っているんだけど」「躾けるべきは子供じゃなくて母親なんじゃないか」と批判したらしい。これって出席者が幼稚園の先生と勘違いした発言なのだろう。もう支離滅裂、痴呆が入ってきたのではと疑いたくなる。「麻生、実行中」のTVCMがやたら最近、目に付く。国民のため、日本経済のため、日本の将来のために、この人は今何を実行中なのだろう。「経済の麻生」の看板を掲げているのだから、もう少し景気浮揚のための経済・財政対策を真面目に取り組んでもらいたい。でもこの方を当初支持した国民にも失望感が急速に広がっている。どうせろくなことをしないだろうから、早期に解散総選挙をしてもらいたい。日本は世界同時不況にかなり巻き込まれ、思いの外、不況が長引きそうである。だから、早急に積極的な経済・財政政策を打たなければならない。麻生先生ではもはや難しいし、民主党小沢一郎の政策も嫌だが、今、解散総選挙をすれば民主党が勝つだろう。勝った民主党は烏合の衆で一枚岩ではないので、反小沢の前原氏あたりが再度出てきてもよさそうな気がする。自民党も下野することで分裂するだろう。現在の与党自民党と官僚との歴史的癒着を解消することから始めないと無駄はなくならないし、民間の知恵も取り入れた経済財政諮問会議も有名無実化される。自公政権を変えないと、与党と官僚に都合の良い国づくり内閣しかできない。
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