一等地の価格高騰は仕方が無い
ゴールドマン・サックスが米宝飾品大手のティファニーから東京都中央区の銀座本店ビルを約370億円で取得するとのこと。敷地面積1坪当たりの購入額は約1億8000万円。世界的な信用収縮で欧米中心に大型の不動産取引が冷え込んでいるが、日本の都心優良物件の争奪戦は過熱気味な状態が続いているといえそうだ。ティファニーは2003年、この銀座・中央通り沿いの本店の土地と建物を約165億円で購入した。今回、入札で買い手を募ったところ国内外の投資銀行やファンドなどが名乗りを上げ、最高額を提示したゴールドマンへの売却を決めた。ティファニーはゴールドマンと同ビルの長期賃借契約を結び、営業を継続する(以上、NIKKEI NET)。全日空の国内に保有する13のホテルを、モルガン・スタンリーに2800億円で売却したときも、金額が破格でどうやって採算取るのかなと驚いたけど。
銀座というブランド、そしてティフアニーというブランド&クレジット、そして今尚、日本の不動産は割安と買い進む外資。4年間で165億円だった(銀座の)商業地の土地建物の価値が370億円になるというのはすごい。年利24%以上バリューアップした訳だ。日銀がいくら利上げしたって、こういった一等地の不動産価格上昇に影響は無い。打ち水効果にもならない。とにかく金利の問題ではない。銀座や表参道も、とにかく外資から見たら安いのだ。強いて言えば為替の問題だ。円安の問題だ。1985年のプラザ合意時よりも実効為替レートが低いというのだからレートの高い国はとにかく買っておいて損は無いということになるのである。その辺は外国人旅行者が日本の真珠を安いと田崎真珠などで買い物をする感覚と同じだ。ティファニーもそこそこ破格の賃料を払うのだろうけど、2倍以上で売れた物件のキャッシュを一部取り崩していけばよいわけだから造作もないことである。
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