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2006年12月15日 (金)

ワーク・ライフ・バランスが肝心

労働人口減少時代に入り、少子化問題、教育再生の観点からもワーク・ライフ・バランスの実現は重要である。この実現が困難な最大の要因は、現在の日本的働き方にあり、典型的には長時間労働・恒常的残業という姿で表れている。厚労省では、長時間残業抑制策として残業代の割増率の引き上げが提案されている。

ワーク・ライフ・バランスの推進には、労働時間や勤務場所にとらわれない働き方を推進することも大切な観点である。職場(と自宅)のIT化によって、労働時間の長さではなく企業への貢献度に応じて処遇する成果主義も広がってきて、自由度の高い働き方を推進する力となっている。また、厚労省は米国のホワイトカラー・エグゼンプション(除外)制度を範とした自律的労働時間制度の導入を提案している。わが国での導入の趣旨は、多くのホワイトカラーが労働時間規制を外して時間や場所にとらわれず自由で弾力的に働けるようにし、より一層の自己実現や能力発揮を促進することである(日経経済教室12/13)。チームプレーのスポーツならともかく、企業組織においてチームワークでの業務が絶対で自立的な働き方が困難であるなどという仕事は無い。業務効率を大幅に改善してゆくこのホワイトカラー・エグゼンプションという制度は法制化を待つまでもなく、Old企業の個々人は自発的に実践してゆくべきである。例えば今時の学生の中にはキャリアパスとしてIT企業に就職し、独立する というライフプランを持っている者が多い。Old企業社員も見習うべき志であり、新・旧企業(社員)のハイブリッドや新陳代謝が必要だ。Information Technologyの時代からIntelligence Technologyの時代へシフトしていくことが新・旧会社(社員)にとって重要である。

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コメント

IT企業就労者さん
あなたのおっしゃっていることは分からなくはありません。あなたと同意見の多くの方がいることも承知しています。自律的な働き方が正しいことも認めます。別にIT企業だけが知的集約型企業ではありません。知的集約型企業はIT部門をイン・ハウスしていますから、そうでないクライアントからの仕事がとても大変なことも知っています。私も残業代のつかない残業をしています。でもそれは俗に言うサービス残業だとは思っておりません。自分で企画したものとか、これはやってみたいと思うものとか自分の為になる(勉強になる・肥やしになる・将来性がある)ことをしています。為にならない請負仕事はやりませんし仕事は選んでするものだと思いますが。

投稿: fredy | 2007年2月14日 (水) 00時29分

私はIT企業就労者でSEですが、IT企業が制度と
して進んでいて裁量が大きく自立的(本来はWEの
主旨に即せばむしろ「自律的」が適当ではない
でしょうか?)に働ける職場であるというよう
な、非常に性質の悪い「誤解」を与えかねない本
投稿に憤りを感じました。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/news/070201_whitecolorexemption/
ぜひ上記記事のコメントを見て下さい。大多数の
IT企業現場の現状を知らなさ過ぎです。IT企業こ
そ多くのプロジェクトが動き、「チーム」がとて
も要求される職場です。チームのメンバーの尻拭
いまでしています。また、場合によっては無茶な
顧客や上司の尻拭いまで非常に多くの残業をして
までこなしています。
どこもかしこも日本の会社は「旧態依然」として
います。(自らの責ではない業務が発生するこ
とで)サービス残業をしないと回らないようなお
かしな現状が放置されている以上、新たな仕組み
だけ導入してもしょうがないのでは?(残業代の
割増法も、サービス残業がはびこっている以上は
残業の抑制にはなりません)
使用者にいいように利用され、使用者と従業員の
相互不信増と従業員の活力をぞぐ結果になるだけ
ですよ。

投稿: IT企業就労者 | 2007年2月13日 (火) 20時56分

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